今年は豊作!甘くてみずみずしい美味しいおいしいメロン🍈

栄養と食育

みなさんこんにちは!

今年の夏、食卓を賑わせる最高の主役といえば「メロン」です。

最近のニュースでの報道がありましたが、今年は春先の天候と日照時間に恵ぐまれ糖度が高く大玉に育過去最高の甘さ」と生産者の方々が太鼓判を押すほどの当たり年なのだそうです。

今年はスーパーでも例年より割安でメロンが店頭に並んでいる光景もみられます。

そこで今回は、日本一のメロンの産地である茨城県鉾田市へ取材に行ってきました!

メロンでおなじみの「JAサングリーン旭」と「JAほこたファーマーズマーケットなだろう」をめぐり、産地のパワーを肌で感じたレポートをお届けします。

それでは、メロンの生産地ランキングや赤肉・青肉メロンに隠された栄養の違い、さらには、そのまま食べるだけではない「自家製プリン」など作り方などご紹介します。

この豊作の波に乗って、美味しく学びながらお腹も満たされるメロンの世界を一緒にのぞいてみませんか?

メロンについての基礎知識

まずは生産地についてどの地域が盛んに育てているか調べてみました。

生産地ベスト5

※データ出典:農林水産省 (令和7年度)

  • 1位:茨城県(全体の25%を占めるダントツの日本一!)
  • 2位:熊本県
  • 3位:北海道
  • 4位:山形県
  • 5位:静岡県

夕張メロンで有名な北海道がメロンのイメージが強い方が多いかもしれませんか、実は茨城県が20年以上連続で日本一に輝いています。

なかでも今回私が訪れた鉾田市(ほこたし)は水はけがいい土壌と、1年を通して温暖な気候に恵まれており、まさにメロンづくりのためにあるような最高の土地なのです。

知るともっと楽しい!メロンの種類と名前の秘密

日本一の産地では、主に果肉が緑色の「青肉(あおにく)メロン」とオレンジ色の「赤肉(あかにく)メロン」の2つが作られています。

クイズにできる!青肉メロン

  • アンデスメロン
    南米の「アンデス山脈」とは関係ありません!病気に強くて農家の人が作って「安心」手ごろで消費者が買って「安心」=「安心ですメロン」が縮んでアンデスメロンになりました。
  • イバラキング
    茨城県が10年以上の歳月をかけて開発した、まさに「茨城のメロンの王様(キング)」上品な香りと爽やかな甘さが特徴です。

濃厚な甘み!赤肉メロン

  • クインシーメロン
    赤肉メロンの代表格。女王を意味する「クイーン」と健康的なイメージの「ヘルシー」を組み合わせて名づけられました。

ご家族一緒に「このメロンの名前、どう意味だと思う?」とクイズにしてみるのも楽しいですよ。

見た目の「色」でこんなに違う!メロンの栄養レッスン

メロンはただ甘くて美味しいだけではなく、実は夏を元気に乗り切るための栄養がたっぷり詰まっています。

面白いことに果肉の「色」によって得意な栄養が少し違います。

青肉メロン(アンデスなど)「夏バテ・むくみ予防」

青肉メロンには、ミネラルの一種である「カリウム」が果物の中でもトップクラスに多く含まれています。
カリウムは体の中の余分な水分や塩分を外に出してくれる働きがあります。汗をたくさんがいて体力が消耗しやすい夏の時期、熱中症や夏バテの予防にぴったりです。

赤肉メロン(クインシーなど)「お肌や粘膜の健康」

赤肉メロンの鮮やかなオレンジ色は「β-カロテン(ベーターカロテン)」の色です。なんと、青肉メロンの約25倍以上も含まれています!
β-カロテンは体の中でビタミンAに変わり、皮膚やのど・鼻の粘膜を強くして、風邪などのウイルスから体を守る免疫力を高めてくれます

どちらのメロンも美味しく食べながら体を元気にしてくれる、最高の「食育食材」ですね。

日本一のメロンの聖地!「JAサングリーン旭」体験レポート

そんなメロンの知識を入れたところで、いよいよ日本一の産地、鉾田市の直売所レポートです!

まず向かったのは、メロンの時期になると全国からファンが押し寄せる「JAサングリーン旭」

売場に一歩足を踏み入れると、そこはきれいに箱詰めされたメロンがずらりと並ぶ、専用の特設コーナーが広がっていました!たくさんのお客さんで大行列ができています。

驚いたのは、みなさんの豪快さです。
全国へ宅配手続きをする方も多いようで、カートに何箱もメロンを山積みにしていたお客さんがたくさん!その大忙しの状況でも、店員さんたちは手慣れたプロの手際でてテキパキと対応している姿がとても印象的でした。

こちらでは高級メロンの代名詞「アールスメロン」が主流。気になる価格帯はこのようなラインナップでした。

  • お手軽なもの:4,200円くらい(2玉)→これでも糖度13度ほど!
  • 中間の価格帯:5,000円以上(2玉)の商品が2種類ほど
  • 最高級ランク:プレミアム5,600円(2玉)

せっかくの豊作&当たり年ということで、我が家では思い切って最高級ランクの「プレミアム」を購入しちゃいました。
なんとこのプレミアム、糖度が16度以上という厳選されたエリートメロンなんです(お手頃なものでも13度ほどあるので、今年の豊作メロンの質の高さが伺えますね)

↑の写真がプレミアムアールスメロンです。つるがしなびてきたら食べごろだそうです。

まだお家で追熟中で食べていないのですが、包丁を入れる瞬間を家族で今からワクワクしながら待っています。

ちなみに、直売所にはメロンだけじゃなく、鉾田の太陽をたっぷり浴びた新鮮でツヤツヤな夏野菜も格安でたくさん並んでいました。メロンと一緒に美味しい野菜も手に入って大満足のお買い物になりました!

公式サイト:JAサングリーン旭

 〒311-1426 茨城県鉾田市樅山イバラキケンホコタシモミヤマ602-6 TEL.0291-37ミナ4147 FAX.0291-37-4354

メロンシーズン(5月から10月ごろ)は無休。

その他の時期:【 営業時間 】 10月~3月 9:00~17:00 毎週水曜日定休日
      4月~9月 9:00~18:00 定休日無し
      ※臨時休業、定休日を変更する場合があるのでお問合せください。

    

掘り出し物の宝庫!「JAほこたファーマーズマーケットなだろう」体験レポート

次に向かったのはもうひとつ人気直売所「JAほこたファーマーズマーケットなだろう」です。

こちらは店舗に入る前の広いスペースに、メロンの箱がずらりと並べられていました。先ほどのサングリーン旭のような大行列の熱気や大活気!という雰囲気とは少し違い、落ち着いてしっくり品定めができる、ローカルでアットホームな空気感が漂っています。

価格帯は1玉入り2,000円台から、贈答用にもぴったりな5,000円台(2玉)のものまで数種類がわかりやすく並んでいました。

そしてここで我が家にものすごい幸運が舞い降ります!

なんと3玉入りで2,800円という破格の「クインシーメロン」を見つめてしまったのです。しかもサイズは驚きの「5L」という超特大ボリューム!

このお得なセットは常に売場にあるわけではなく様子を見ていると、準備ができ次第その都度ちょこちょこ店頭にだしてくるようでした。本当にたまたまタイミングよく出された瞬間に立ち会えて運良く手に入れることができました!直売所ならではの「宝探し」のような楽しさに大興奮です。

こちらはさっそくおうちで切って、家族でいただいてみました。

包丁を入れると、中から食欲をそそる鮮やかで綺麗なオレンジ色の果肉が顔を出します。5Lという圧倒的な大きさに家族は大喜び!
一口食べると、大ぶりなのに大味なんてことは一切なく、果汁がじゅわっとあふれて「とにかく甘い!」の一言。大豊作の今年のメロンの実力を、お腹いっぱいぜいたくに堪能させてもらいました。

公式サイト:JAほこたファーマーズマーケットなだろう

〒311-1521 茨城県鉾田市飯名537-1 TEL 0291-34-8888 FAX 0291-34-8889

営業時間 9:30~17:30

豊作だからこそ贅沢に!「おうちで手作り5Lクインシーメロンプリン」

手に入れた5L玉のクインシーメロン。そのまま食べても絶品ですが、今回は大玉だからこそ贅沢に「自家製プリン」作りに挑戦することにしました!

メロンをミキサーにかけた方がなめらかなプリンができると思ますが、我が家にはミキサーがないのでおろし器を使って実をすって作りました。
熟していること推奨ですがすりやすく、おろし器ですった裏についた実もこそげとってメロン溶液に入れたところこれが大成功!初めて作ったとは思えないメロンの濃厚な香りと食感で家族に大好評でした。

材料
・クインシーメロン…170g
・牛乳…150ml
・砂糖…30g
・ゼラチン…5g(大さじ2の水でふやかしておく)

1、材料
2、すりおろし器ですっているところ
3、おろし器の裏についてメロン
4、すりおろし終ったところ。約150gです
5、ふんわりラップをして600w1分30秒
6、牛乳を火にかけまわりに小さな泡ができたら火を止めふやかしたゼラチンを入れ手早く混ぜる
7、人肌に冷ましたメロン溶液をゆっくり入れ混ぜる
8、グラスに静かにそそぎ小さな泡をとる
3、2時間冷蔵庫で冷やし飾りメロンをのせ出来上がり!(写真が変ですみません)

1、材料の紹介です。

2、すりおろし器でするので手をケガしないために薄い手袋をつけたほうがいいです。メロンが小さくなったらゴムベラが便利です。

3、おろし器の裏についたメロンもこそげ落としてメロン溶液にいれましょう。

4、すりおろした状態です。

5、メロン溶液はふわっとラップをして600w1分30秒レンジにかけます。レンジにかけるのは、生のメロンの酵素が強力でその酵素を壊さないとゼラチン入りの牛乳と混ぜてもプリンが固まらないのです。メロンの酵素を壊す手段は温めることです。温めると香りが飛ぶのでは?と思いがちですが、心配ご無用!温めたことで香りをより感じることになりました。
 ただ、守ってもらいたいことがあります。それはレンジのかけかたです。今回はメロン溶液150gなので1分30秒でした。レンジの時間の目安メロン溶液が沸々としたらそこでレンジを止めることです。
150gで1分30秒でしたのでそれを目安に時間を調整してみてくださいね。

6、牛乳を温める目安は鍋のまわりに小さな泡が出てきたころです。火を止めふやかしたゼラチンをいれて手早く混ぜてください。

7、先にレンジにかけておいたメロン溶液が人肌くらい(少し冷水で冷やした方がいいです。時間がたつとゼラチンが固まるので)ゆっくりとゼラチン入り牛乳に混ぜていきます。

8、メロン溶液をお好みの器にゆっくり入れ、器のふちについた泡を竹串などで取り除きます。出来上がりがきれいになるためのひと手間です。冷蔵庫で2時間ほど冷やします。

9、2時間後冷蔵庫からだし飾り用のメロンを用意したのでのせました。写真の向きがおかしくてすみません🙇‍♀️

初めてて作りましたが手軽に簡単に作れました。ぜひお試しください!


捨てちゃう部分が大変身!「メロンの皮の塩もみおかか和え」

プリンだけではなく、実は我が家ではもう一品とっておきのエコな「食育メニュー」を作りました。

それが、いつもは捨ててしまいがちな「メロンの果肉の下の白い部分(クインシーメロンはオレンジの部分)」をつかったおつまみです。メロンはウリ科な植物なのでこの部分にはまるで高級なキュウリや冬瓜のようなシャキシャキとした絶妙な食感を楽しめます。

作り方はとても簡単!

1、メロンの外皮ををとったところ
2、塩は2つまみくらいでじゅうぶんです
3、塩を入れ混ぜ1時間おくとこのくらい水分がでます。しぼらなくていいです。捨てないで!
4、おかかをかけて出来上がり。捨てなかった水分と混じりいい塩加減です

1、メロンの外皮は切ります。できるだけオレンジの部分を多くしてください。

2、約50gとれました。塩はふたつまみくらいで十分です。よく混ぜ味見をしながら調節してください。

3、1時間おくと水分がでてきます。そのまま捨てないでください。カリウムが豊富に残っています。

4、おかかをかけて出来上がり!醤油はかけずにそのままのほうが美味しいです。

実はここがポイント!
メロンの皮に近い部分は、夏の汗で失いがちな水分や「カリウム」が果実以上にはちきれんばかりに詰まっています。
カリウムは水に溶けやすい性質があるため、メロンの皮に塩をかけまぜることはしても、捨てないでそのまま出てきた水分をおかかに絡ませしっかり吸わせすと栄養がを逃さずとることができます。

これなら栄養も100%丸ごと摂れて、汗で失った塩分とミネラルの補給にぴったりな夏の最強小鉢になります。家族にだしたところ大好評であっという間になくなりました。

まとめ

今年は天候に恵まれ、まさに「当たり年」となった日本のメロン。

今回、実際に日本一の産地である茨城県鉾田市の直売所を巡ったことで、山積みのメロンの圧倒的なパワーや、それを届けてくれる農家さん、直売所の熱気を肌で感じることができました。

ただ、「美味しいものを安く食べる」だけでなく、「なぜ今年はこんなに美味しいのか」「どんな場所で、どんな種類が育っているのか」をほんの少し知るだけで、いつものメロンが何倍も深く、愛おしく感じられます。これこそが大人の食育の楽しみかもしれません。

みなさんもスーパーや直売所で美味しいメロンを見かけたら、ぜひその豊かな実りを五感で、そして色々な食べ方で味わい尽くしてみてくださいね!

恵の雨と太陽と農家さんに感謝します。

お読みいただきありがとうございました。