道の駅っていいね!

道の駅

こんにちは。

今回は休憩や買物をする印象だった道の駅が年々数を増やし全国で1,234ヶ所、その役割の変化や人気の道の駅についてのレポートです。

自分自身、道の駅が大好きなので私情もたっぷり交えつつ(笑)、魅力をお伝えしていきますね!

道の駅とは?-概要

国土交通省のHPでは、道の駅の成り立ちや定義について次のように紹介されています。

「道の駅」とは?

長距離ドライブが増え、女性や高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間が求められています。

また、人々の価値観の多様化により、個性的でおもしろい空間が望まれており、これら休憩施設では、沿道地域の文化、歴史、名所、特産物などの情報を活用し多様で個性豊かなサービスを提供することかできます。

さらに、これらの休憩施設が個性豊かなにぎわいのある空間となることにより、地域の核が形成され、活力ある地域づくりや道を介した地域連携が促進されるなどの効果も期待されます。

こうしたことを背景として、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」、の3つの機能を併せ持つ休憩施設「道の駅」が誕生しました。

引用元:国土交通省HPより

国土交通省が道の駅として登録した第1号は1993年4月22日に103ヶ所ありますが、1991年に山口、岐阜、栃木の3か所で道の駅の実験を行い、そのうちに採用されたのは山口県阿武郡阿武町にある「道の駅 阿武町(あぶまち)」でした。

道の駅阿武町には発祥の地の石碑もあります。

他にも新潟県新潟市北区にある「道の駅 豊栄(とよさか)」にも発祥の地の石碑があります。

道の駅の機能と構成

道の駅の機能は以下の図です。

○目的
道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供地域の振興に寄与
○基本コンセプト
「道の駅」の機能と基本コンセプト
引用元:国土交通省HPより

道の駅の構成、登録要件は以下の通りです。登録要件と聞くと自分にはあてはならないのでは?と思いましたが大事なことなので引用しました。

道の駅」の施設配置
「道の駅」施設配置
「道の駅」登録要件
○休憩機能
利用者が無料で24時間利用できる
十分な容量を持った駐車場
清潔なトイレ(原則、洋式)
子育て応援施設(ベビーコーナー等)
○情報発信機能
道路及び地域に関する情報を提供(道路情報、地域の観光情報、緊急医療情報等)
○地域連携機能
文化教養施設、観光レクリエーション施設などの地域振興施設
○その他
施設及び施設間を結ぶ主要経路のバリアフリー化
○設置者
市町村又は市町村に代わり得る公的な団体※
※都道府県、地方公共団体が三分の一以上を出資する法人、市町村が推薦する公益法人
  または市町村から土地・建物の貸与を受け、市町村と管理運営についての協定を締結する法人
引用元:国土交通省HPより

道の駅は好きで何度も行ってますが、色々な決まり事があって構成されているのですね。

道の駅の役割の進化

近年、道の駅はただ休憩してお店を見ることだけにとどまりません。その変化は、防災、地方再生、観光拠点、レジャー化と多様化してきています。

今回は防災、地方再生についてご紹介します。

防災道の駅

2020年に創始し、初めての選定で39駅、現在は79駅に拡大している防災道の駅ですが、どいういものかお知らせします。

  • 広域的な防災機能を担うため、国等の支援を受けてハード・ソフト対策を強化した「防災道の駅」を新たに導入。地域住民や道路利用者、外国人観光客も含め、他の防災施設と連携しながら安全・安心な場を提供。
  • 各「道の駅」でも、地域の防災計画に基づいて、BCPの策定、防災訓練など災害時の機能確保に向けた準備を着実に実施。
  • これら「道の駅」の活動情報は、災害時に国、自治体、連絡会等でいち早く共有。関係機関の支援も受けながら、道の駅が地域の復旧・復興の拠点として貢献。

「防災道の駅」の選定要件について
1.都道府県が策定する広域的な防災計画(地域防災計画もしくは受
援計画)及び新広域道路交通計画(国土交通省と都道府県で策定)
に広域的な防災拠点として位置づけられていること
※ ハザードエリアに存する場合は、適切な対応が講じられていること
※ 最寄りICまで5km圏内かつ重要物流道路(代替・補完路含む)に接してい
る場合、又は、道路啓開計画に拠点としての位置づけがある場合において
は、上記計画の位置づけが整っていない場合であっても、次期計画見直し
時に盛り込むことを条件とし選定可能とする
2.災害時に求められる機能に応じて、以下に示す施設、体制が整っ
ていること
3.2.が整っていない場合については、今後3年程度で必要な機能、
施設、体制を整えるための具体的な計画があること
① 建物の耐震化、無停電化、通信や水の確保等により、災害時においても業務
実施可能な施設となっていること
② 災害時の支援活動に必要なスペースとして、2500m2以上の駐車場を備えていること
③ 「道の駅」の設置者である市町村と道路管理者の役割分担等が定まったBCP(業務継続計画)が策定されていること

引用元:国土交通省HPより 

次に「防災道の駅」における重点支援がハード面、ソフト面のイメージが掲載されていたのでお伝えします。(出典:国土交通省「防災道の駅」より)

ハード面での支援
〇交付金による重点支援など
・基本的な防災機能の整備
耐震化、貯水施設、無停電化、防災倉庫、通信設備、防火トイレなど
・状況に応じた機能強化
災害の長期化への備え→備蓄強化、水回り強化など
カーボンニュートラルの対応→電源高度化など

ソフト面での支援
〇ガイドライン・マニュアルを活用した国によるBCP(業務継続計画)策定支援
〇防災拠点の自動車駐車場の指定制度による防災拠点機能の強化など

以上のことは国土交通省が防災が起きることを想定して、指定された道の駅への支援です。しっかりと組んでいただき、地域の方々の安全を守ってもらいたいです。

道の駅は全国に1,234店あります。条件はありますが、こうした安心の取り組みが全国へ迅速に広がることを願っています。

以下が全国の防災道の駅の一覧です。(2026年9月現在)

通し番号都道府県道の駅名所在地
1北海道てしお留萌振興局 天塩町
2北海道ニセコビュープラザ後志総合振興局 ニセコ町
3北海道さるふつ公園宗谷総合振興局 猿払村
4北海道あしょろ庵十勝総合振興局 足寄町
5北海道なないろ・ななえ渡島総合振興局 七飯町
6北海道もち米の里☆なよろ上川総合振興局 名寄市
7青森県しちのへ七戸町
8青森県なみおか青森市
9岩手県遠野風の丘遠野市
10岩手県高田松原陸前高田市
11宮城県三滝堂登米市
12宮城県あ・ら・伊達な道の駅大崎市
13秋田県協和大仙市
14秋田県ふたつい能代市
15山形県寒河江寒河江市
16福島県国見 あつかしの郷国見町
17茨城県奥久慈だいご大子町
18茨城県グランテラス筑西筑西市
19栃木県みぶ壬生町
20群馬県川場田園プラザ川場村
21群馬県八ッ場ふるさと館長野原町
22埼玉県おがわまち小川町
23千葉県富楽里とみやま三芳村・富山町
24千葉県保田小学校鋸南町
25東京都八王子滝山八王子市
26神奈川県箱根峠箱根町
27山梨県富士川富士川町
28長野県小坂田公園塩尻市
29長野県道の駅しなの信濃町
30新潟県あらい妙高市
31新潟県新潟ふるさと村新潟市
32富山県氷見氷見市
33石川県のと里山空港輪島市
34石川県すずなり珠洲市
35福井県越前おおの荒島の郷大野市
36岐阜県パレットピアおおの大野町
37岐阜県清流の里しろとり郡上市
38静岡県伊豆ゲートウェイ函南函南町
39静岡県富士川楽座富士市
40愛知県とよはし豊橋市
41愛知県したら設楽町
42三重県奥伊勢おおだい大台町
43三重県熊野・花の窟熊野市
44滋賀県せせらぎの里こうら甲良町
45京都府丹波マーケス京丹波町
46京都府京丹波 味夢の里京丹波町
47大阪府しらとりの郷・羽曳野羽曳野市
48兵庫県但馬のまほろば朝来市
49兵庫県神戸フルーツ・フラワーパーク大沢神戸市
50奈良県かつらぎ葛城市
51奈良県針T・R・S奈良市
52和歌山県くしもと橋杭岩串本町
53鳥取県琴の浦琴浦町
54島根県大社ご縁広場出雲市
55岡山県みやま公園玉野市
56広島県西条のん太の酒蔵東広島市
57広島県クロスロードみつぎ尾道市
58山口県ソレーネ周南周南市
59山口県蛍街道西ノ市下関市
60徳島県いたの板野町
61香川県滝宮綾川町
62愛媛県天空の郷さんさん久万高原町
63愛媛県よしうみいきいき館今治市
64高知県あぐり窪川四万十町
65高知県かわうその里すさき須崎市
66福岡県うきはうきは市
67福岡県おおとう桜街道大任町
68佐賀県吉野ヶ里吉野ヶ里町
69長崎県させぼっくす99佐世保市
70熊本県たのうら芦北町
71熊本県大津大津町
72大分県すごう竹田市
73大分県なかつ中津市
74宮崎県都城都城市
75鹿児島県すえよし曽於市
76鹿児島県たるみずはまびら垂水市
77沖縄県おおぎみ大宜味村
78沖縄県ゆいゆい国頭国頭村
79–※調整用・データ元確認全国合計枠

※最新の指定状況や追加選定の詳細については、国土交通省の公式発表をご確認ください。

地方創生から観光戦略

以前は休憩場所だった道の駅ですが、今では道の駅自体に観光目的を持つ人が増えています。それは国土交通省の取り組みからも見えてきます。

  • 海外へのプロモーションやプロジェクト展開を国が推進し、「道の駅」は世界ブランドに。多くの外国人が新たなインバウンド観光拠点となった「道の駅」を目指し日本へ。
  • 「道の駅」では、国や連絡会の支援も受けて、多言語対応やキャッシュレスなど基本サービスを用意。地域の文化体験など地域ぐるみでの受入環境も充実。周辺の「道の駅」や観光施設、風景街道などが連携して周遊観光ルートを創出。
  • バス、自転車、レンタカーなど周遊の交通拠点としての役割も発揮し、日本の隅々まで旅行を喚起。多様な交通手段と地域、観光施設情報等がまとめて提供されるサービス(観光MaaS)の導入も始まり移動が活発化。

引用元:国土交通省HPより

国の取り組みは以上のようなものですが、道の駅自体も意識が高く独自のカラーを出しているところを多く目にします。

人気のある道の駅!

堅い話しばかりでしたが、ここからは様々なシーンから人気のある道の駅をご紹介します!

わざわざ行く価値のある道の駅3選!

1.道の駅 川場田園プラザ(群馬県利根川郡):【東の絶対王者】「1日まるごと遊べる」全国屈指の超人気パーク!

  • みどころ:
    • グルメの宝庫:地元の川場産ライスを使ったおにぎりや、大行列ができるベーカリー、本場ドイツ仕込みの地ビールとソーセージなど、食のクオリティが非常に高いです。
    • 体験と遊び:広大な敷地内にはブルーベリーの無料摘み取り体験(期間限定)や、子どもが夢中になる巨大遊具・ちびっこゲレンデがあります。
       

全国道の駅選手権で何年も№1に輝く道の駅です。

2. 道の駅 あわじ(兵庫県淡路市):【絶景×美食】明石海峡大橋を真下から見上げる大迫力のロケーション

・みどころ:

世界最大級の吊り橋ビュー:明石海峡大橋の神戸側アンカレイジ(土台)のすぐそばにあり、真下から見上げる橋のスケール感は圧巻です。

淡路島グルメを堪能:名物の「淡路島生サワラ丼」や「淡路牛バーガー」、生シラス(季節限定)など、海の幸も山の幸も格安で味わえます。

このロケーションは絶対見逃せないですね!

3. 道の駅 富士川楽座(静岡県富士市):【ギネス級エンタメ】高速道路からも直結!富士山を望むハイウェイオアシス

みどころ:

道の駅にプラネタリウム!?:館内には本格的なプラネタリウムや科学館があり、雨の日でも1日中楽しめます。

大観覧車「Fuji Sky View」:富士山や駿河湾を一望できる観覧車があり、夜はライトアップされてロマンチックな雰囲気に変わります。東名高速(上り)から直接アクセスできる利便性も魅力です。

ここもとても広く見どころ満載です!

道の駅といったら農産物!人気のある3選

一番の目的と言っても過言ではない道の駅の農産物発売所。新鮮野菜や地元の野菜がずらりと並びワクワクします。売り切れることもあるので午前中の訪問が絶対おすすめです!

あ・ら・伊達な道の駅(宮城県大崎市):【直売所全国1位】年間300万人が集結!地域最大級7,000点超の品ぞろえ!

  • みどころ:
    • フリーペーパー「道の駅」読者投票の直売所部門で何度もトップに輝く、産直のメガスポット。地元農家から毎日届く膨大な新鮮野菜に加え、米や山菜、手作りの加工品が圧倒的なボリュームで並びます。北海道外で唯一「ロイズ(ROYCE’)」の常設店があることでも有名で、野菜とお菓子の両方でカゴが一杯になります。

道の駅 しょうなん(千葉県柏市):首都圏からすぐ!テント型大空間に並ぶ採れたて野菜

  • みどころ:
    • 手賀沼のほとりにあり、リニューアルで誕生した大型直売所「てんと」が話題のスポット。全国有数の野菜の産地・柏市の新鮮なカブやネギ、トマトなどが、まるでオシャレな海外のマルシェのようにお出迎えしてくれます。地元野菜をふんだんに使ったレストランや、特産の「かぶ」を使った一風変わったソフトクリームなど、ブログのネタになるグルメも豊富です。

道の駅 むなかた(福岡県宗像市):【九州最強の直売所】午前中勝負!山のごちそうと「漁師直送」の海の幸が奇跡のコラボ

  • みどころ:
    • 九州エリアの満足度ランキングで常に最上位に位置する怪物級の道の駅です。農産物直売所には宗像の豊かな自然で育った新鮮な地場野菜や果物が驚きの安さで並びます。さらに最大の武器は、隣の鮮魚コーナーに毎朝「漁師が直接」持ち込む超一級品の玄界灘の魚介類。山と海の新鮮な恵みが一箇所で手に入るため、開店前から100人以上の大行列ができる様子は記事の「絵力」としてもバツグンです。

見逃せない!グルメ3選

農作物購入も目的の1つですが、やはり地元の食材を使ったグルメは同じように目的の1つですよね。

道の駅 あわじ(兵庫県)::高級食材をリーズナブルに!淡路島の海の幸・山の幸が爆発する聖地!

  • みどころ:
    • 絶品の「淡路島生サワラ丼」や「淡路牛バーガー」、季節限定の「生シラス丼」など、ブランド食材を使った限定グルメが格安で食べられます。

道の駅 伊豆のへそ(静岡県伊豆の国市):いちご好きの天国!どこを見渡しても“いちご尽くし”の専門店

  • みどころ:
    • いちご専門店「BONBON BERRY」があり、可愛いスイーツやソフトクリーム、お土産が並びます。映える写真が撮れるため、女子旅やカップル層の読者に刺さるスポットです。

道の駅 厚岸グルメパーク(北海道厚岸郡):【極上の牡蠣づくし!】年中いつでも生牡蠣が食べられる!バケツで蒸す豪快カキの楽園

・みどころ

◦年中味わえる濃厚な名物「厚岸産牡蠣」:国内で唯一、1年を通して生牡蠣が出荷できる牡蠣の町・厚岸ならではの新鮮な牡蠣を堪能できます。

◦自分で焼く楽しさ!炭焼きレストラン:館内の「炭焼アぶり亭」などで、自分で選んだ新鮮な魚介やバケツいっぱいの牡蠣をその場で炭火焼きにして味わえる体験型グルメが大人気です。

まとめ

身近に感じていた道の駅。色々な役目があることを今回調べてわかったことが多くよかったと思いました。

今回は国土交通省のデータも交えて、少し真面目な「道の駅の役割」についてお伝えしました。道の駅は楽しいところではあるが、もっと地域に密着したものだと知っていただけたのではないかと思っています。

そして今回は、全国にある道の駅の中から、特に「お買い物」や「グルメ」で人気を集めるスポットを厳選してご紹介しました。

地域の新鮮な農産物が手に入ったり、その土地ならではの絶品グルメが味わえたりと、今の道の駅は単なる休憩所を超えた魅力が詰まっています。ぜひ次回のドライブの参考にしてみてくださいね。

実は、日本の道の駅には「1日中遊べるテーマパークのような駅」や「息をのむ絶景が楽しめる駅」もまだまだたくさんあります!

次回の記事では、そんな『お出かけ・絶景編』をたっぷりお届けしますので、ぜひお楽しみに!

お読みいただきありがとうございました。