お越しいただきありがとうございます。管理人のミントです。
今回は登録販売者として花粉症を抱えていらっしゃる方へ少しでもアドバイスができればと思っています。
花粉症の方々にとってつらい季節がやってきました😭今年は例年より一か月早く花粉の飛散が確認されているようです。
花粉症は長い人でゴールデンウィーク明けくらいまで続く方がいます。どういう対策があるか?
早速対策を始めましょう。
花粉症とは?
花粉が飛ぶ季節になると始まる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を「花粉症」と呼びます。医学用語では、「季節性アレルギー性鼻炎」。
現在、日本人のおよそ4人に1人が花粉症だと言われています。花粉症の症状が現れやすいのが、鼻と目です。
鼻の三大症状と言われるのが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。こうした症状は、風邪と間違われやすいのですが、風邪であれば1週間程度で治るのに対し、花粉症は花粉が飛んでいる間は続くこと、さらさらとした水っぽい鼻水が流れることといった違いがあります。
一方、目の三大症状と言われるのが、目のかゆみ、目の充血、涙です。
このほか、体がだるい、熱っぽい、イライラする、喉や顔、首がかゆい、集中力が低下するといった全身症状を伴うこともあります。引用元:公益法人全日本病院協会 みんなの医療ガイドより
花粉症を発症している方は多いですが中にはまだ発症していなくて風邪の症状と勘違いしてしまう方がいらっしゃいます。
鼻水や鼻づまり、目のかゆみが中々収まらない方は一度医療機関へ受診されて検査を受けらることをお勧めします。
内科で通院中の方はそちらでも血液検査等で結果がわかり薬も処方してくれますが、耳鼻咽喉科を受診すると血液検査や薬の処方だけではなく鼻の中の状態も詳しくわかるのでお勧めしたいです。
市販薬について
中々耳鼻咽喉科や内科を受診できない方は市販薬を服用される方がいらっしゃると思います。
まずはパッケージ裏面などに書いてある記述をお読みいただくことをお勧めします。配合されている成分によって持病のある方が服用できない市販薬もあるからです。
そして用量・用法を必ず守ってください。そう警告したいのは花粉症の市販薬は15歳以上の商品が多いからです。お子様でも体格がいいからと言って大人用を服用でいいと思われる方が割と多くいらっしゃいますが服用しないでください。体の大きさは関係ありません。細胞レベルで考えるとまだ未熟なのです。
もしよくわからない、パッケージを読むのが面倒だという方は売場の薬剤師か登録販売者にお気軽にお声がけください。
花粉症の市販薬にはアレルギーを抑える効果がある抗ヒスタミン成分が配合されているものが主です。
ヒスタミンとはアレルギーの素となる細胞(花粉症の場合スギなどの花粉)から放出される物質でそのアレルギーを抑えるのが抗ヒスタミン成分が配合された薬と言われています。
抗ヒスタミン成分配合の市販薬には第一世代、第二世代といわれるものがあります。
それぞれに長所、短所がありますのでご説明します。
第一世代。即効性はあるが副作用がでやすい
花粉症という病気があると認知され始めたころからある市販薬です。
抗ヒスタミン成分が配合されていますが他にも抗コリン成分やアドレナリン作動成分といった聞きなれない成分も配合されています。
抗コリン成分は神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを抑えことにより鼻水を抑えます。
アドレナリン作動成分は交感神経の動きを促進して鼻粘膜の充血をやわらげ気管や気管支を広げる成分です。
幅広い年齢で服用が可能です(小児用もあります。商品によっては3か月からというものあります。大人の服用成分と同じですが入っている量が違います)
題名にもあるように即効性があり服用してから割と早めに鼻水が治まる傾向があります。(個人差があります)
ただ、副作用もでやすく眠くなりやすい、喉が渇きやすいなどの副作用が出やすく車や危険な作業をされているにはお勧めできません。
また受験シーズンにぶつかるので受験生の方もお勧めできません。
また、以下の成分でアレルギー症状を起こしたことがある方はまた同じことが起こる可能性があるので使用しないでください。
商品にもよりますが一日の服用回数が多い傾向にあります。
第一世代の代表する商品としてはコルゲンコーワ鼻炎ジェルカプセル(興和)やパブロンビエンカプセル(大正製薬)などがあります。
第一世代に主に配合されている成分名
・ジフェンヒドラミン塩酸塩。
・プソイドエフェドリン塩酸塩。
・クロルフェニラミンマレイン酸塩・ぺラドンナ総アルカロイド。
などです。
以下の持病をお持ちで服用できない人
・緑内障。
・排尿困難(前立腺肥大)のある人。
・高血圧、誠意僧秒、甲状腺機能障害、糖尿病。
などです。
服用するにあたって医師、薬剤師や登録販売者に相談した方がいい人
・妊娠している、または妊娠の可能性のある人。
・授乳中の人。
・高齢者。
・薬でアレルギー症状がでたことのある人。
などです。
現代の支流-遅効性だが副作用が少ない第二世代
現在ドラッグストアーや薬局で鼻炎薬の売りの面積を大きく占めているのは第二世代の鼻炎薬です。
1日の服用が1回、もしくは2回と少なく何よりも眠くなりやすいやのどの渇きなどの副作用がほとんどありません。
しかし商品の添付文書で車の運転をしない、危険な作業をしている人は服用しないようにと「してはいけないこと」と欄に記述されているものもありますのでよくお読みになるか、売場の薬剤師または登録販売者にお尋ねください。
その理由は成分のあります。抗ヒスタミン成分が単味で配合されていることが多く主で抗コリン成分やアドレナリン作動成分はほとんど含まれていません。(一部商品に含ませているものがあります)
ただ効き目が発現が遅いので花粉の飛散予定の一週間前から服用するのが理想と言われています。
中々難しいので飛散したらすぐに服用しましょう。
また15歳以上での服用の商品が多いのも特徴です。小児用もありますが(フェキソフェナジン塩酸塩配合、7歳以上)まだ商品としてな少ないです。
第二世代に主に配合されている成分
・エピナスチン塩酸塩(代表として、アレジオン-エスエス製薬)
・ロラタジン(代表として、クラリチンー大正製薬)
・ケトチフェンフマル酸塩(代表として、コンタック600ファースト‐グラクソ・スミスクライン)
・フェキソフェナジン塩酸塩(代表として、アレグラ-久光製薬)
・セチリジン塩酸塩(代表として、ストナリニZ-佐藤製薬)
などです。
以下の持病をお持ちで服用できない人
・授乳中の人。
服用にあたって医師、薬剤師または登録販売者に相談した方がいい人
・妊娠、もしくは妊娠している可能性のある人。
・高齢者。
・薬でアレルギー症状が出たことのある人。
・気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎のある人。
などです。
漢方薬
さらさらとした鼻水がでる方には小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が効果を発揮します。
鼻づまり傾向の方は葛根湯加川芎辛夷(かっこうとうかせんきゅうしんい)が効果を発揮します。
漢方薬の最大の特徴は眠くなる成分が入っていないことです。
欠点は多少価格が高いことです。
小青竜湯を服用する場合の注意点
・3か月未満の乳児は服用不可。
・体が虚弱な人、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では悪心、胃部不快感などの副作用が現れるなどの副作用が表れやすいなど不向きとされる。
まれに重篤な副作用として肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症などが生じることがある。
葛根湯加川芎辛夷を服用する時の注意点
・5歳未満の幼児は服用不可。
・体が虚弱な人、胃腸が弱い人、発汗傾向が著しい人では悪心、胃部不快感などの副作用が現れやすいなど不向きとされる。
漢方薬も持病がある人が服用できない成分が含まれていることがあります。パッケージで確認するか、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
鼻炎スプレー
外出先などでつらい症状が出た時持ち運びができて便利な鼻炎スプレーですが、使用方法を間違えるとかえって症状を重くすることがあります。
症状が比較的軽い方、年中鼻炎の方
1日6回までスプレーできるものが主です。時間を守りスプレーしましょう。
こちらも抗ヒスタミン成分が配合されていますので車の運転をされる方、危険な作業をされる方は眠気が起きることもありますので注意が必要です。
また持病のある方(高血圧、心臓病、糖尿病、緑内障、甲状腺機能障害)の注意が必要です。
また長く使い続けると鼻の粘膜を傷つけてしまうおそれがあるので症状があるときにだけ使用しましょう。
7歳以上から使用できる商品が多いです。
主な配合成分はクロルフェニラミンマレイン酸塩、クロモグリク酸ナトリウムなどです。
代表的な商品はアルガードST鼻炎スプレー(ロート製薬)があります。
ステロイド成分が配合されている鼻炎スプレー
症状が酷い人におススメです。3か月をメドに使用してください。成分としてはべクロメタゾンプロピオン酸エステルやフルチカゾンプロピオン酸エステルなどです。
こちらの注意点
・全身の真菌症、結核性疾患や高血圧、糖尿病、反復性鼻出血、ぜんそく、緑内障、感染症
・鼻孔が化膿している人。
・ベクロメタゾンプロピオン酸エステルを使用してアレルギーを起こした人。
・妊娠、または妊娠していると思われる人。
・ステロイド鼻炎スプレーをすでに3か月使った人は使用できない。
などです。
代表的な商品はナザールAR0.1%(佐藤製薬)があります。
鼻詰まりが酷い人
血管収縮成分のナファゾリン成分が配合された鼻炎スプレーをお勧めします。
7歳以上で1日6回までスプレーできます。
代表的な商品はナザール「スプレー」(佐藤製薬)があります。
目薬、洗鼻薬
花粉症対策用の目薬、洗眼薬、洗鼻薬もこの季節にはなくてはならないですね。
抗アレルギー用目薬
抗ヒスタミン成分(クロルフェニラミンマレイン酸塩、ケトチフェンフマル酸塩など)や抗アレルギー成分(クロモグリク酸ナトリウム、アシタザノラスト水和物など)が配合された商品がかゆみに効きます。
代表的な商品はアルガードクリアブロックZ(ロート製薬)やアレジフェンス(わかもと製薬)などがあります。
洗鼻薬
洗鼻液が入った専用の容器を鼻に入れて鼻の中を洗う洗鼻薬は花粉症の時期鼻の中をさっぱりさせすっきりとします。
配合されている成分は精製水やグリセリン、消毒薬のベンザルコニウムが主です。薬というよりは一般医療機器扱いになります。
人によっては使用することで鼻やのどに痛みを感じる方もいらっしゃいますのでそのようなときは直ちに使用をやめてくださいね。
洗いすぎはかえって鼻の粘膜を傷つけてしまうこともありますので用量、用法を守ってください。
代表的な商品は、ハナノア(小林製薬)があります。
その他の花粉対策
市販薬以外の花粉症対策はまだまだあります。
マスクと花粉用メガネ
当たり前すぎますがマスクは必須アイテムです。なるべくすき間なく着けましょう。
花粉用の眼鏡は(度ははいっていません)もドラッグストアーでも売っていますので目のかゆみが酷い方はつけることをお勧めします。
↑眼鏡をかけていてもつけられるメガネは本当に助かります😊
眼鏡の上から出ない人はこちら↓紫外線もブルーカットもしてくれます。
柔軟剤を使用する
洗濯の時、花粉症対策の柔軟剤を使用するのはお勧めです。私も実際使用しているので洗濯物を外干しして取り込むときに払うだけで割と花粉を感じません。(個人差があるかもしれませんが)
外出先から戻った時も玄関先で衣服を払う時も思いのほか効果を発揮してくれます(個人差があるかもしれませんが)
↑詰替え用です。
花粉ブロックスプレー
お出かけ前に衣服や顔にさっとスプレーしてでかけると花粉をブロックし症状がでにくくなります。
スプレーはイオンで膜を張ったり静電気を寄せ付けなくしてくれます。
携帯して気になるときにさっとスプレーするものいいですね。
お子様にも使えるので安心です。
やはり空気清浄機
家にいる時やオフィスなどで活躍する空気清浄機はやはり強い味方です。お手入れが大変ですがこの時期心強いアイテムです。
今年購入したばかりですがお部屋に置くだけで安心しています😊
こまめに掃除
中々窓を大きく開けて掃除という気にはなれませんがクイックルワイパーやコロコロを使ってこまめにほこりをとっておくだけでも花粉症の症状は出にくくなります。
手の届くところへおいてさっとふき取る工夫もいいですね。
マグネット式になって装着が楽になりました。
詰替え用はこちら↓
始め濡れた方のクイックルワイパーを使っていましたが、花粉の季節はドライシートの方が花粉をとってくれるのですね。
いつもコロコロを使う時にケースから取り出しにくく、また取り出したときにケースがひっくり返ってしまっていました。これならスムーズにケースから出し、出した後も転がらずに済みケースに戻す時もさっと戻せていいですね。
気が付くと無くなっているときがあって困ることがあります。詰替えをストックしておくと安心ですね。
まとめ
花粉症の症状を持つ方はこれからしばらくきつい日が続きますね。
様々な対策をお伝えしましたが日頃の生活も花粉症対策の軽減につながります。
例えばたばこを吸う方は控える、過度の飲酒はしないなど。
規則正しく生活、三食しっかり食べる、睡眠時間をしっかりとる。
現代の生活では中々難しいかもしれませんが1つでもできることを心がけていきたいですね。
お読みいただきありがとうございました。